厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、生活習慣病予防を目的とした1日あたりの目標量は、成人男性で3,000mg以上、成人女性で2,600mg以上と定められています。しかし、外食や簡便食に偏ると達成が難しく、現代人の多くが目標値に届いていません。
そこで注目されるのがカリウムサプリメントですが、利用にあたっては慎重な判断が必要です。健康な人であれば余剰分は尿として排出されますが、サプリメントによる急激な過剰摂取は胃腸障害を起こすリスクがあります。また、腎臓病などで排泄機能が低下している方がカリウムを過剰に摂取すると、血液中のカリウム濃度が異常に高くなる「高カリウム血症」を引き起こし、不整脈や心停止などの命に関わる事態を招く恐れがあります。腎疾患の治療中や医師から食事制限を受けている方は、独断で摂取を増やさず、必ず主治医の指示に従ってください。