バズ作品が誕生する主戦場であり続けているのが、X(旧Twitter)のタイムラインだ。テキストだけの投稿や長尺の動画と比較した際、一枚の「笑える画像」が持つ瞬発力は圧倒的である。画面を一瞬スクロールするわずか0.5秒の間に、脳へダイレクトに「笑い」のシグナルを送り届ける視覚的インテンシティがそこにはある。
さらに、引用リポストによってユーザー各自が自分なりのツッコミやコメントを添えて拡散できる点が、X(旧Twitter)における爆発的拡散の着火剤となっている。アルゴリズムがエンゲージメントの高い視覚的コンテンツを優遇する傾向も相まって、秀逸なギャグイラストは一晩にして数百万回のインプレッションを叩き出し、日本中のタイムラインをジャックする現象を引き起こすのだ。