セキスイハイムと積水ハウスの違い!別会社の真相と坪単価を徹底比較

セキスイハイムと積水ハウスの違い!別会社の真相と坪単価を徹底比較

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展示場を訪れた多くの来場者が驚くのが、積水化学工業と積水ハウスの関係と歴史です。「積水ハウスは積水ハイムの高級ラインなのでは」「グループ内の兄弟ブランドではないか」という憶測が飛び交いますが、企業の登記上も経営組織上も、両社は資本の一部持ち合いはあるものの完全に独立した別会社として市場でしのぎを削っています。

歴史を遡ると、1960年に総合プラスチックメーカーである積水化学工業が、ハウス事業への進出を目的として「積水ハウス産業株式会社(現・積水ハウス)」を立ち上げました。しかし設立直後、わずか数年で積水ハウスは母体から分離・独立する道を歩み、独自の営業網と設計体制を築いて国内トップの住宅メーカーへと急成長を遂げました。

一方、ハウス事業から一度撤退する形となった積水化学工業が、1970年代初頭に自社の化学・工業化技術の粋を集めて社内カンパニーとして再参入を果たしたブランドが「セキスイハイム」です。つまり、積水ハウスは「積水化学からスピンオフして独立したメガハウスメーカー」であり、セキスイハイムは「積水化学工業の住宅カンパニーが手掛ける直系ブランド」という構図になります。

この出自の違いは、現在に至るモノづくりのDNAに如実に反映されています。積水化学工業の素材技術と工業化生産を極限まで追求するセキスイハイムと、建築家的なアプローチと顧客ごとの邸別対応力でブランド価値を確立した積水ハウス。両社が異なる進化を遂げたのは、歴史的必然だったといえます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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