「手元にはがきしかない」「文章量が少ないからはがきで送りたい」と考える学生もいますが、病院実習のお礼状においてはがきは基本的に失礼と受け取られます。手紙の世界では、はがきはあくまで「略式」の通信手段であり、敬意を払うべき目上の方や実習先組織に対して送るものとしては適していません。
病院実習のお礼状における封書とハガキの違いを整理すると、以下の明確な差があります。
・封書(手紙):改まったフォーマルな形式。内容が第三者の目に触れず、相手への最大限の敬意と丁寧な感謝を伝えられる。
・はがき:略式の連絡手段。文面が配達員や他のスタッフの目に触れるため、実習での学びや個別の指導内容といったプライベートなやり取りには不向き。
例外として、大学や専門学校側から「実習のお礼は指定のはがきを使用すること」と明確に指示されている場合を除き、必ず白無地の便箋と封筒を用いた「封書」で送るのが医療従事者を目指す上での標準マナーです。