嵐「スケッチ」歌詞の深層!100枚限定Cdと5×10原点の全真相

嵐「スケッチ」歌詞の深層!100枚限定Cdと5×10原点の全真相

嵐「スケッチ」歌詞の深層!100枚限定Cdと5×10原点の全真相の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

「スケッチ」の作詞は櫻井翔と二宮和也、作曲は二宮和也が担当しています。なぜこの二人がペンを執り、メロディを構築したのか。そこには、当時から自作ラップ(サクラップ)でグループの意志を表明していた櫻井と、類まれなメロディセンスと作詞能力を兼ね備えていた二宮という、嵐のクリエイティブ中核による阿吽の呼吸がありました。二宮和也作詞作曲の理由は、スタジオでギターをつま弾きながら紡ぎ出した素朴なアコースティックの響きこそが、当時の彼らの等身大の心情に最も適していたからです。

櫻井翔ラップ詞の制作経緯を辿ると、そこには一切の虚飾を排したドキュメンタリーのような筆致が見て取れます。歌詞の冒頭から中盤にかけて散りばめられたフレーズは、嵐が歩んできた激動の歴史そのものです。

「始まりは5人で乗ったヨットだろ あれを大人と呼ぶのは酷かも」というラインは、1999年9月、右も左も分からぬままハワイ沖のクルーザーで敢行された伝説のデビュー会見を指しています。「元々 絆は微かでも 会わない日なんか僅か」という告白は、当初は寄せ集めのように集められ、決して最初から固い絆で結ばれていたわけではないというリアルな実情を率直に認めたものです。

さらに「バレーの様子伝えて ミレニアム2回迎えて 真夜中に胸打たれて 武道館でランナー迎えて」というフレーズには、デビューの契機となった『ワールドカップバレーボール1999』のイメージキャラクター、2000年のミレニアム特番、そして2004年夏にメインパーソナリティーを務めた『24時間テレビ27』での出来事が克明に刻まれています。特に同番組内で相葉雅紀が涙ながらに読み上げた「トップになりたいっていう夢、絶対叶えようね」という手紙と、チャリティーマラソンランナーを迎えた日本武道館の記憶は、グループの結束を不可逆なものへと変えた決定打でした。

サビで歌われる「ゆずれない想い 誰も邪魔出来ない 誰よりも俺ら自身が溺愛」という言葉こそ、嵐スケッチ隠されたメッセージの真相の中核です。グループの存在そのものを「俺ら自身が誰よりも溺愛している」と宣言するこの一節は、嵐という共同体が持つ強固な自己肯定感と仲間への絶対的信頼を、これ以上ない純度で証明しています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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