Q1:沸騰させていない水道水を使ってはいけませんか?
A1:絶対におすすめできません。水道水は体液と浸透圧が異なるため激しい痛みを伴うだけでなく、残留塩素が粘膜を傷つけます。また、極めて稀ですが微小病原体による感染症リスクを排除するためにも、一度沸騰させて冷ました水、精製水、または専用の市販液をご使用ください。
Q2:鼻から入れた洗浄液が口から出てきません。失敗でしょうか?
A2:失敗ではありません。入れた方の鼻と反対側の鼻の穴から液が出ていれば、鼻腔内部の主要部分は十分に洗浄されています。無理に口から出そうとして喉に力を入れると耳に圧力がかかりやすくなるため、自然に流れるルートに任せて問題ありません。
Q3:鼻うがいは1日に何回まで行っても良いですか?
A3:原則として1日1〜2回、多くても3回までにとどめてください。過度な頻度で行うと、鼻粘膜を外敵から守っている正常な粘液層(リゾチームやIgA抗体を含むバリア)まで洗い流してしまい、かえって感染や乾燥に対して脆弱になります。
Q4:子どもが花粉症ですが、何歳から鼻うがいをさせても大丈夫ですか?
A4:自分で「あー」と声を出しながら前かがみの姿勢を維持でき、洗浄中に唾液を飲み込まないコントロールができる概ね5〜6歳以上が目安です。嫌がるお子さんに無理強いすると誤嚥や中耳炎の原因になるため、まずはミストタイプの点鼻スプレーなどから段階的に慣らすことを推奨します。