ファンの議論が最も白熱しているのが、第2期で原作のどこまでが描かれるのかという構成面の論点です。第1期ラストの「一級魔法使い試験編のその後」から旅を再開させたフリーレン一行は、北部高原の険しい道のりを進み、神技のレヴォルテとの激闘や、魔王軍の残党が蠢く危険地帯へと足を踏み入れます。
そして、物語の最大の山場として待ち受けるのが、原作屈指の傑作エピソードと名高い「黄金郷編」です。人類と魔族の相容れない共存の悲劇を描き、七崩賢最強と称される「黄金郷のマハト」と、その弟子である一級魔法使いデンケンの深い因縁、さらには大魔族ソリテールとの壮絶な魔法戦が繰り広げられます。この重厚極まりないマハトとの決着(原作11巻104話付近)までを描き切ることこそが、第2期の最大のクライマックスであり、制作陣にとっても最優先の到達目標であることは疑いようがありません。