「足裏の真ん中にできたタコが痛くて靴を履けない」と皮膚科や整形外科を訪れる患者の中で、近年診断が増加しているのが「モートン病」です。
モートン病とは、足指へ向かう神経が中足骨の靭帯の間で圧迫され、神経が腫れてコブ状(神経腫)になる疾患です。特に第3指と第4指の間、あるいは第2指と第3指の間に好発します。開張足によって横アーチが崩壊すると中足骨頭の間が広がり、接地するたびに神経が骨と地面に挟み込まれるため、タコの形成とモートン病の神経痛が同時に併発するケースが極めて多く見られます。
実際の医療現場やSNSの相談窓口では、次のような生の声が数多く報告されています。
「足裏のタコを皮膚科で削ってもらったのに、歩くと指の付け根にビリッと電気が走るような感覚が消えない(40代女性・事務職)」
「足の指先がジーンと痺れるような灼熱感があり、靴を脱いで足を揉むと少し楽になる(50代男性・営業職)」
単なるタコの圧迫痛であれば角質を除去することで一時的に緩和しますが、「電撃痛」「足指のしびれ」「焼けるような灼熱感」が伴う場合は、皮膚科だけでなく日本整形外科学会認定の専門医やフットケア外来での画像診断(エコー・MRI)を受けることが不可欠です。