黒銀学院3年D組の生徒名簿を精査すると、メイン5人以外にも驚くべき名前が連なっています。その筆頭が水嶋ヒロ(役名:三沢ヒロ)と高良健吾(役名:船木健吾)です。
水嶋ヒロは当時、本名の「水島智」から芸名を改名した直後であり、連続ドラマのレギュラー出演としては本作が事実上のデビュー作でした。画面後方で鋭い視線を送る長身の美男子として視聴者の注目を集め、翌2006年には『仮面ライダーカブト』の主演に抜擢。その後『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』『メイちゃんの執事』でトップ俳優へ駆け上がりました。現在は作家、投資家、コンテンツプランナーとしての活動に重きを置き、ライフスタイルそのものが注目される独自のスタンスを確立しています。
一方、熊本から上京したばかりで当時17歳だった高良健吾も、本作が生涯初のテレビドラマ出演でした。セリフはごく僅かだったものの、独特の透明感と陰影のある佇まいは当時から関係者の目を引いていました。その後、映画界へ主戦場を移した高良は、『横道世之介』や『罪の声』をはじめとする骨太な作品群で映画賞を総なめにし、日本映画界になくてはならない屈指の演技派俳優へと成長を遂げました。2024年の私生活に関するおめでたい報告も含め、現在も公私ともに円熟期を迎えています。
その他にも、のちに名バイプレイヤーとして数々の刑事ドラマや特撮作品で重宝される脇知弘(前作からの留年組・クマ役)の存在感や、モデル・俳優として活躍した佐藤祐基(現・佐藤智仁)など、名簿の隅々まで実力者が敷き詰められていたのが第2シリーズの隠れた真実です。