スマートフォンとタブレットの最も明白な差はディスプレイの物理サイズです。一般的なスマホの画面サイズが約6.1インチから6.7インチであるのに対し、タブレットは8.3インチから13インチ前後まで広がります。面積比に換算すると、11インチのタブレットはスマホの約3倍以上の表示領域を持ちます。
しかし、本質的な違いは画面の大きさだけではありません。最大の盲点となりやすいのが音声回線による通話機能です。スマホは電話番号を用いたキャリアの音声通話が標準ですが、タブレットのセルラーモデルにSIMカードを挿しても、基本的にデータ通信専用回線として認識されます。電話アプリからそのまま「090」や「080」で発着信することは原則できません。
タブレットでスマホ代わりの通話を行う場合は、LINEやZoom、Skypeといったデータ通信アプリに依存します。さらにタブレットには耳に当てて話す「受話レシーバー」が搭載されていないため、そのまま通話すると周囲に相手の声が響くスピーカーフォン状態になります。プライベートな通話にはイヤホンマイクが欠かせません。