結婚後、世間を最も騒然とさせたのが、テレビ朝日系『ロンドンハーツ』をはじめとするバラエティ番組で白日の下に晒された、尾形貴弘の「常軌を逸した嫉妬深さ」でした。番組内のドッキリ企画では、仕掛け人となった男性タレントやスポーツ選手にあいさんが親しげに接するだけで、尾形が嫉妬のあまり取り乱し、怒りと悔しさで本気で涙を流す姿が全国に放送されました。
番組や関係者の証言から明らかになった尾形の嫉妬ルールは、以下のような常軌を逸したレベルに達していました:
- 胸元の開いた服や露出度の高いファッションの全面禁止(私服の首元を引っ張り上げてチェックする)
- 男性店員や宅配ドライバーとの私語や目礼に対する厳しい追及
- 妻がテレビを見ている際、男性アイドルや俳優を「かっこいい」と褒めることの厳禁
- 男性美容師によるヘアカットの拒絶(女性美容師を指定させる)
こうした極端な束縛に対して、ネット上では一時「モラハラではないか」「これは笑えない、すぐに離婚すべきだ」といった激しい批判や離婚危機の憶測が飛び交いました。しかし、この騒動の舞台裏を取材すると、一般的なドメスティックな支配関係とは異なる力学が働いていることが分かります。
あいさん自身は、夫のこうした異常な嫉妬を「恐怖」としてではなく、「極端に不器用で、自分を失うことを極度に恐れている子どものような甘え」として冷静に受け止めていました。過剰な束縛に対しては「はいはい、わかったから」と軽やかに受け流しつつ、テレビカメラの前では尾形の人間味あふれるポンコツぶりを笑いに変えるアシストをしてみせたのです。世間が騒ぎ立てた「離婚危機」は、あいさんの卓越したコミュニケーション能力と肝の据わった性格によって、結果的に夫婦の強固な絆を再確認するプロセスへと転換されました。