模型製作の現場で「最も失敗しない」と評される自作手法は、塗装ブースシロッコファン換気扇(パナソニック「FY-24BM6K」や三菱電機「VD-15Z」シリーズなど、実売5,000円〜7,000円前後の金属製・中間ダクト換気扇)を軸に据える構成です。
シロッコファンは多数の細長い羽根が円筒状に配置されており、狭いダクトや多層フィルターを通しても吸引力が落ちない強力な静圧を生み出します。さらに、回転数が低く抑えられているため、夜間作業でも家族や隣人に迷惑をかけないプラモデル塗装ブース静音化(作動音30dB台)を容易に達成できます。
制作の要となる手順と裏技は以下の通りです:
- 排気経路の完全密封:シロッコファンと排気用アルミフレキシブルダクト(直径100mm)の接続部には、100均の塗装ブース排気ダクトアルミテープを隙間なく巻き付け、微小な気密漏れも遮断します。
- 塗装ブースフィルター代用100均の多層構造:ファン本体への塗料粉塵付着を防ぐため、最前列に「ハニカム段ボール(爪とぎ用や専用整流板)」、中段に「100均エアコンフィルター」、奥に「100均レンジフード不織布フィルター」を配置。手前の安価なフィルターのみを頻繁に交換することで、ランニングコストを月数十円レベルに抑えられます。
- 塗装ブース吹き返し防止対策(整流板の設置):ブース開口部の奥に、上下にスリット状の吸気口を開けた板(MDFやPPシート)を配置する「負圧室構造」を採用。ブース内のどこで吹いても均一に奥へと空気が引き込まれる流体力学的設計を実現します。