過去の初競り記録を振り返ると、その取引価格はまさに破天荒の一言に尽きる。歴代最高額を記録したのは2019年。豊洲市場での初競りにて、278キロの大間産マグロに叩き出された落札価格はなんと3億3360万円。1キロあたりの単価にして約120万円という、前代未聞の爆発的バブル価格となった。
平時のセリではキロ単価1万〜3万円前後、脂の乗りが良い最盛期でも5万〜10万円程度で推移することが多い。しかし初競りとなれば話は別だ。ご祝儀相場という特殊な熱気とメディア露出による莫大な広報効果が加算され、通常の数倍から数十倍という驚愕のセリ値が成立する。