混同されがちな重要ポイントが、名探偵コナン 入場者特典と「劇場限定グッズ」の性質の違いです。ネット上の一部まとめ記事やSNSの伝言ゲームでは、この2つが曖昧に混同され、無用な焦りを生んでいる実態があります。
入場者特典は、映画鑑賞チケットを購入してシアターに入場する際に「来場者1名につき1点」手渡される非売品の記念品です。近年では青山剛昌先生描き下ろしの複製原画カードや、特製ボイスが聴けるQRコード付きステッカー、トレーディングカードゲームの限定プロモカードなどが採用されています。これらは第1弾、第2弾、第3弾と公開週ごとに配布物が切り替わるのが通例であり、物販カウンターではなく「改札口」で受け取るものです。
対して劇場限定グッズは、シネコンの売店で購入する有料の製品です。入場者特典が「劇場の収容定員に合わせてある程度まとまった数量(全国数百万人分規模)」用意されるのに対し、限定グッズは「各劇場の売店キャパシティに依存する限定数」しか納品されません。つまり、入場者特典は初週末の上映回を事前座席予約していれば高確率で受け取れるが、物販グッズは上映チケットを持っていても朝の待機列に並ばなければ入手できないという決定的な構造差があります。