ネット上の情報において、しばしば混同されているのがデイユース(日帰りテレワーク利用)とビジネスラウンジの利用範囲に関する規約です。
「Nタワーのデイユースプランを予約すれば、一日中ラウンジに居座って仕事ができる」という書き込みを見かけますが、これは半分正しく、半分誤りです。時期によって販売される日帰り・デイユースプランでは、客室の利用可能時間(例:9:00〜18:00等)と連動してラウンジが提供されるケースが多いものの、宿泊プランのように「チェックアウト後も長時間の居残りが認められる」わけではありません。また、混雑状況によっては宿泊者の利用が優先され、デイユース枠への制限がかかる場合もあります。
さらに、客室内の遮音性に関する誤解もあります。Nタワーはビジネス向けに静粛性が配慮されているものの、完全防音のスタジオではありません。日中のテレワーク時に大音量でのスピーカー通話を行えば、隣室への音漏れトラブルにつながる懸念があります。機密性の高い商談や重要なプレゼンテーションを行う際は、ラウンジ内の所定ブースを利用するか、有線ヘッドセットを用いた小声での会話を意識することが鉄則です。
また、盲点になりやすいのが館内の飲食環境です。Nタワー内には本格的なレストランが存在せず、夕食などはメインタワーやアネックスタワーの飲食店街、あるいは駅ナカ(エキュート品川)へ足を延ばす必要があります。「敷地内を歩くだけで5分以上かかる」という品川プリンスホテルならではのスケール感を把握しておかないと、悪天候時の食事選びで思わぬ不便を強いられます。