旅慣れた温泉愛好家や観光客が投稿する宿泊記ブログや大手予約サイトの口コミ評判を分析すると、望雲に対する評価は極めて高水準で安定しています。なぜ利用者はこれほどまでにこの宿を絶賛するのか。その中核には、草津温泉の真髄を館内だけで味わい尽くせる圧倒的な「温泉力」があります。
草津温泉には主に6つの主要源泉が存在しますが、望雲はそのうちの「西の河原(さいのかわら)源泉」と「万代鉱(ばんだいこう)源泉」という、泉質のキャラクターが対極にある2つの名湯を引湯しています。
西の河原源泉は、湯畑から西へ広がる河原から湧出する名湯で、泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉。pH約2.1という強酸性でありながら、肌触りが非常に柔らかく、肌を包み込むような滑らかさが特徴です。草津の中でも引湯できる施設が限られており、希少価値が極めて高い源泉として知られています。
一方の万代鉱源泉は、地下深くから自噴する高温の蒸気と地下水から得られる酸性-塩化物・硫酸塩温泉。pH約1.6という日本屈指の強酸性度を誇り、圧倒的な殺菌力とピリッとした引き締め感、体の芯まで瞬時に温める力強さを備えています。
望雲の館内には「遊山の湯」「万代の湯」「西の湯」という3つの趣異なる大浴場があり、男女時間交代制によって合計6つの浴槽すべてを巡ることができます。柔らかく肌を整える西の河原源泉と、パンチの効いた万代鉱源泉を交互に入り比べる「源泉のブレンド体験」ができる環境は、草津温泉広しといえども極めて贅沢な仕様といえます。