広島県出身の彼女は、慶應義塾大学法学部を卒業後、1993年にテレビ朝日へ入社した。就職活動当時からその頭脳明晰さと謙虚な人柄は群を抜いており、入社直後から多様な番組で頭角を現すことになる。『ANNニュース』などの報道現場で培われた正確な原稿読みの技術は、現在のアナウンス業界においても「手本」と称されるほど精緻なものだ。
若手時代から派手なパフォーマンスに走ることなく、地道にアナウンススキルの研鑽を重ねてきた経験が、現在の揺るぎない信頼の基礎となっている。言葉一つひとつの重みや、発声の間合いにまで配慮を行き届かせるプロフェッショナルな姿勢。それは、後輩アナウンサーたちにとっても高すぎる目標であり、同時に最大の道しるべとなっているのだ。