子どもたちが布団に入り、家の中がようやく静まり返る夜の10時過ぎ。ここからが小倉優子にとっての「自分時間」であり、同時に「勉強時間」の幕開けだ。大学生となった彼女は、教科書やノートを広げ、大学の課題やレポート作成に没頭する。時には深夜2時、3時までペンを走らせることも珍しくない。
疲労がピークに達する時間帯でありながら、彼女の集中力が切れることはない。翌朝は6時に起きて子どもたちのお弁当を作らなければならないというプレッシャーを抱えながらも、机に向かい続ける。そのストイックな姿勢の根底には、親としての責任感と、自らの手で学びを掴み取りたいという強い意志が存在している。