本作の魅力は、主演二人の圧倒的な存在感はもちろんのこと、脇を固める実力派キャスト陣による重厚な演技合戦にあります。登場人物たちの関係性を把握することで、ドラマの深みがより一層際立ちます。
シン・ジュニョン(演:キム・ウビン)
誰もが羨む韓国屈指のトップスター。不治の病である脳腫瘍を患い、余命宣告を受けます。かつて自分がウルに対して犯した取り返しのつかない裏切りを償い、彼女に幸せを取り戻させるため、残された時間のすべてを捧げます。
ノ・ウル(演:ペ・スジ)
世間の不条理に揉まれ、正義感を封印して生きるドキュメンタリーPD。ジュニョンからの突然のアプローチに戸惑いながらも、彼の隠された苦悩と深い愛情に触れ、再び心を開いていきます。
チェ・ジテ(演:イム・ジュファン)
KJグループの総括企画本部長。正体を隠してウルの良き相談相手「アジョシ」として彼女を陰から支えます。しかし、自身の父親がウルの父のひき逃げ事件を揉み消した張本人であるという罪悪感に苛まれ、激しい葛藤を抱えています。
ユン・ジョンウン(演:イム・ジュウン)
有力政治家の娘で、KJグループの後継者であるジテの婚約者。ウルの父親を死に至らしめたひき逃げ事件の真犯人であり、特権意識の塊のような女性です。
ジュニョンの実母であるシン・ヨンオク(演:チン・ギョン)と、ジュニョンの実の父親であり検事から国会議員へと上り詰めたチェ・ヒョンジュン(演:ユ・オソン)。親たちのエゴと隠蔽工作が、次世代であるジュニョンとウルの運命を残酷に狂わせていく構図が綿密に描かれています。