クリーナーの効果を最大限に引き出すためには、ラバーの種類に応じた適切な手順と、メンテナンス用スポンジの扱い方が重要になります。
テンション系ラバーを手入れする際は、ラバー表面に泡ならピンポン球の半分程度、ミストなら2〜3プッシュを均一に吹き付けます。その後、専用のラバースポンジを使い、ラケットのグリップ側から先端に向かって「上から下」または「下から上」へと一定方向に優しく撫でるように拭き取るのが基本です。円を描くように擦ったり、強い力で押し付けたりすると、ゴム表面の微細な粒状構造を傷つけてしまいます。
強粘着・微粘着ラバーの場合は、一般的なクリーナーを使うと表面の粘着成分まで洗い流してしまう恐れがあります。必ず「粘着ラバー専用クリーナー」を使用するか、メーカー指定のメンテナンス方法に従ってください。汚れを取り除いて完全に乾燥させた後は、粘着保護シートを空気が入らないように端から密着させて保管することが、粘着力を長期間キープするための秘訣です。