フレコンとは?トン袋との違いや種類・耐荷重・廃棄法を徹底解説

フレコンとは?トン袋との違いや種類・耐荷重・廃棄法を徹底解説

フレコンとは?トン袋との違いや種類・耐荷重・廃棄法を徹底解説に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

フレコンは一見どれも同じに見えますが、充填物や保管環境、排出工程によって最適なタイプが全く異なります。現場の生産性と安全性を大きく左右するフレコンの種類と特徴を整理しました。

まず押さえるべきは丸型と角型の選び方です。丸型(円筒形)は生地の継ぎ目が少なく、内圧が均等に分散されるため耐久性に優れ、比較的安価で土砂や金属くずの充填に適しています。一方、角型(立方体)は充填後も四角い形状を維持しやすいため、トラック荷台への積載効率や倉庫内での保管効率が約15〜20%向上します。定尺パレット(1,100mm×1,100mm)にジャストフィットさせたい場合は角型一択となります。

次に確認すべきはワンウェイとランニングの違いです。ワンウェイ(使い切り型)は1回の輸送・使用を前提とした設計で、単価が抑えられているため産廃搬出や輸出用途に向いています。一方、ランニング(反復使用型)は厚手の生地と強固な縫製が施されており、工場間を行き来するクローズドループ輸送で数十回以上再利用することを前提としています。

さらに、底面の構造によって「反転ベルト付き(袋をひっくり返して中身を落とす)」と「排出口付きフレコン(底部の紐をほどいて下からスムーズに中身を排出する)」に分かれます。比重の重い穀物や樹脂ペレット、飼料などを計量しながら小分け排出する場合は、排出口付きを選ぶことで作業員への身体的負担を大幅に軽減できます。

また、河川改修や土砂災害防止工事などで長期間屋外に設置する場合は、通常のフレコンではなく耐候性大型土のうを選定する必要があります。耐候剤(UV添加剤)を練り込んだ特殊繊維を使用し、公的機関の暴露試験(3年〜5年相当の耐候性)をクリアした製品でなければ、太陽光の紫外線によって数か月で繊維が脆化し、崩壊事故を引き起こします。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。