ベトナムといえば世界有数のコーヒー大国だが、現在のトレンドは単なる「濃厚な練乳入りコーヒー」にとどまらない。地元若手ロースターたちが手がける、シングルオリジンのアラビカ種や発酵プロセスを施したスペシャルティコーヒーが街を席巻している。
築古のアパートメント全体がカフェやセレクトショップに生まれ変わった「グエンフエ通り42番地ビル」のようなレトロ建築には、持続可能な地元農家を支援するサステナブルカフェが続々とオープン。ヴィンテージ家具に囲まれながら、自家焙煎の浅煎りコールドブリューを味わう——そんな洗練された時間が、路地裏のそこかしこに転がっている。