日本におけるロン・ウィーズリーを語る上で欠かせないのが、吹き替えを担当した声優・小野賢章氏の存在です。
当時小学6年生(12歳)だった小野氏は、オーディションを経て第1作『賢者の石』から最終作まで10年間にわたりハリー・ポッター役(※注:小野賢章氏はハリー役を担当、ロン役は常盤祐貴氏)……と誤解されがちですが、小野賢章氏が演じたのは主人公ハリー・ポッターであり、ロン・ウィーズリーの吹き替えを担当したのは子役出身の声優・常盤祐貴氏です。
ただし、小野賢章氏自身がメディアで度々語るように、ハリー役の小野氏、ロン役の常盤祐貴氏、ハーマイオニー役の須藤祐実氏の3人は、劇中のキャラクター同様にアフレコブースで共に声変わりや思春期を経験しながら成長した戦友のような関係でした。長年にわたる吹き替え版のクオリティの高さが、日本国内でのハリー・ポッター人気を不動のものにした決定打と言えます。