Q1:人形町今半と浅草今半で割り下の味付けや作り方に違いはありますか?
A1:ルーツは同じ今半ですが、暖簾分けの歴史の中で人形町今半はやや上品で芳醇なキレのある甘辛さ、浅草今半は下町の伝統を感じさせるしっかりとしたコクと深みのある甘辛さに仕上がっています。家庭で自作する場合は、すっきり仕上げたいなら出汁の比率を少し増やし、濃厚にしたいならザラメと醤油を際立たせることで両者のニュアンスを自在にコントロールできます。
Q2:調理の途中で割り下が煮詰まって味が濃くなったらどうすればいいですか?
A2:決して水道水をそのまま注いではいけません。味が急激に薄まり風味が台無しになります。昆布出汁、または日本酒と水を1対1で割った「薄め液(割り水)」を常温であらかじめ用意しておき、鍋肌から少しずつ注いで濃度を調整するのが正解です。
Q3:すき焼き用の鍋がない場合、普通のテフロン加工フライパンでも作れますか?
A3:十分に美味しく作ることができます。ただし、テフロン加工のフライパンは南部鉄器に比べて蓄熱性が低いため、肉を一度に何枚も投入すると急激に温度が下がってしまいます。肉は必ず1〜2枚ずつ丁寧に焼き、常に鍋内の温度を高く維持するよう心掛けてください。