豊島学院高等学校の受験を検討する際、最初に見極めるべきは「コースごとの明確なコンセプトの違い」です。大手模試(Vもぎ・Wもぎ等)の基準値を総合すると、豊島学院高等学校の偏差値はコースによって大きく異なります。最上位の「スーパー特進」が偏差値61〜63前後、「特別進学」が57〜59前後、「選抜進学」が53〜55前後、そして「普通進学」が50前後の分布となっています。
受験生が最も悩むのが、豊島学院の選抜進学コースとの違いや特別進学コースとの境界線です。単なる学力別のクラス分けではなく、カリキュラムの設計思想そのものが異なります。スーパー特進および特別進学コースは国公立大学や難関私立大学(早慶上理・GMARCH)の一般選抜突破を前提としており、放課後の進学講習や長期休暇中の講習が事実上必修レベルで組み込まれています。
これに対し、選抜進学や普通進学コースは基礎学力の定着を重視しながら、私立大学の総合型選抜や指定校推薦も視野に入れた指導が行われます。「予備校に通わずに難関大を目指したい」のか、「学校の評定をきっちり確保して推薦で手堅く進路を決めたいのか」によって、選ぶべきコースは180度変わってきます。