彼女の歩みを語る上で避けて通れないのが、大学時代に果した鮮烈な輝きだ。ミス・インターナショナル日本代表事務局が主催する大会において日本代表の座を勝ち取り、世界大会へとコマを進めた経験は、彼女の度胸と品格の原点となった。華やかなライトの下で各国代表と競い合った経験は、生放送という一発勝負の現場における強靭なメンタルへと昇華されている。
しかし、本人は当時を「単なる自信ではなく、己の無力さを知る機会だった」と振り返る。世界中の個性と対峙したことで、自分の声で何を伝えるべきかという課題意識が芽生えた。TBSテレビへの入社を決意した動機も、その視線の先にある「言葉の力」への強い憧れだったという。