空前のアウトドア・レジャー産業の盛り上がりを受け、事前予約なしで思い立った時に出かけられるオープンエリアは貴重な存在だ。現地を訪れると、早朝からタープやテントの手際よい設営風景が広がっていた。手軽さが支持される一方で、現地取材で見えてきたのは「早い者勝ち」による場所取りトラブルや、マナー認識の個人差だ。
特に現地で注視されているのが、デイキャンプ・バーベキューの利用様式である。敷地内での直火(地面で直接薪や炭を燃やす行為)は厳禁とされており、脚付きの調理器具や焚き火台の使用が徹底されている。しかし、一部では燃え残った炭の不法投棄やゴミの放置が散見され、ボランティアや地域住民の負担となっているのが現状だ。出たゴミはすべて持ち帰るのが大原則であり、夜間の大騒ぎや近隣住宅街への侵入行為も固く禁止されている。