広告グラフィックやキャッチコピー用の大型タイポグラフィでは、標準的なサンセリフ体を超えた個性が求められる。ここで主役となるのが、特定の視覚効果やブランドの世界観を表現するために設計されたディスプレイフォントだ。
ディスプレイフォントの太字(HeavyやBlackウェイト)を数字に適応すると、文字そのものが彫刻のような立体感とグラフィックデザインとしての主役感を帯びる。極太のステム(縦線)とシャープなセリフや幾何学的なコーナーのコントラストは、セール情報や限定イベントの特大数字において圧倒的な説得力を発揮する。ただし、過度な装飾は長文での読解力を損なうため、アイキャッチとしての「数文字の数字」に限定して使用するのがプロの鉄則だ。