タンクトップの活用はレディースファッションに留まりません。昨今ではメンズタンクトップの着こなしも大きな転換期を迎えています。かつては「肌着感が強すぎる」「着こなしが難しい」と敬遠されがちだった男性のタンクトップですが、選び方の基準さえ押さえれば極めてクリーンな印象を作ることができます。
街着として成立させるための絶対条件は「生地のオンス(厚み)」と「リブの細さ」です。6.5オンス以上の肉厚なヘビーウェイトコットン素材を選び、首元が詰まったクルーネック仕様をセレクトすることで、いわゆる「下着っぽさ」を完全に払拭できます。オープンカラーシャツやオーバーサイズカーディガンのフロントを開けてインナーとして覗かせるスタイリングは、初夏から秋口にかけて清潔感と男らしさを両立させる定番テクニックです。
一方で注意すべき盲点は、極端に脇ぐり(アームホール)が深く開いたカッティングです。インナーとして着用した際に脇から胸部が露出しすぎると、清潔感を損なう要因となります。街着用途であれば、アームホールが適度に絞られたフィット感のあるモデルを選択することが失敗を防ぐ防波堤となります。