はないちもんめの怖い意味と人身売買説の真相|歌詞の由来と歴史を徹底解説

はないちもんめの怖い意味と人身売買説の真相|歌詞の由来と歴史を徹底解説

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「はないちもんめ」のもう一つの面白さは、日本全国で歌詞やルールに著しい地域差が存在することです。口承文学であるわらべうたは、地域ごとに土着の言い回しや文化を取り込みながら独自に進化してきました。

標準的な遊び方としては、2組に分かれて手を繋ぎ、交互に前進・後退しながら歌い合い、最後に指名された代表者同士がじゃんけんをして勝ったチームが相手メンバーを引き入れるという陣取り形式です。

東西で分かれる歌詞とフレーズの差異

  • 関東圏(標準型):「勝って嬉しいはないちもんめ、負けて悔しいはないちもんめ、あの子が欲しい、あの子じゃ分からん、相談しましょ、そうしましょ」
  • 関西圏(大阪・京都周辺):「勝って嬉しいはないちもんめ、まけんき(負けん気)強いはないちもんめ」「箪笥(たんす)長持(ながもち)どの子が欲しい」
  • 東北・北陸地方:「ふるさと求めてはないちもんめ」「お釜が割れてはないちもんめ」など、生活用具の破損や郷土の情景を織り交ぜた歌詞が存在

関西圏で見られる「箪笥長持(たんすながもち)」というフレーズは、婚礼道具を運ぶ嫁入り行列の情景を描いたものです。このバリエーションからも、この歌が「嫁取り」や「お祝い事の行列」という晴れの舞台を模倣した祝祭的な側面を持っていたことが分かります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。