国際線の液体持ち込みで没収続出?2026年最新のジップロック規定

国際線の液体持ち込みで没収続出?2026年最新のジップロック規定

国際線の液体持ち込みで没収続出?2026年最新のジップロック規定に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

国際線の保安検査をスムーズに通過するためには、どのジッパー付き袋を選べばよいのでしょうか。国土交通省ならびにJAL・ANAの公式発表と規定では、機内に持ち込める透明袋の基準を「容量1リットル以下、サイズ目安は縦20cm×横20cm以下、ジッパー付きの再封可能な透明プラスチック製袋(1人1袋まで)」と明確に定義しています。

家庭で最も普及している旭化成ホームプロダクツの「Ziploc(ジップロック)」を使用する場合、ジップロックの推奨サイズと規定に合致するのは「フリーザーバッグ Mサイズ」または「ストレージバッグ Mサイズ」(ともに縦18.9cm×横17.7cm)です。縦横ともに20cm以内に収まっており、容量も約0.9〜1.0リットル相当となるため、国内外のどの空港の保安検査場でも確実にパスできる標準サイズとなっています。一方、Lサイズ(縦27.3cm×横26.8cm)は容量が2リットルを超えてしまうため、検査官からその場で入れ替えを命じられるか、持ち込みを拒否されます。

項目・製品名詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価国土交通省・JAL・ANA公式規定容量1L以下(縦20cm×横20cm目安)・マチなし・1人1袋容器1個あたり100ml(g)以下が絶対条件世界共通のICAO基準。縦横の合計が40cm以内であれば多少の縦長・横長も許容されるジップロック Mサイズ(旭化成)縦18.9cm×横17.7cm(厚さ0.07mm)・マチなし実売価格:1箱(18〜20枚入)約250〜350円【最も推奨】強度・密閉性・サイズ感すべてが国際線規定に完全合致する王道品ジップロック Sサイズ(旭化成)縦12.7cm×横17.7cm(厚さ0.07mm)・マチなし実売価格:1箱(20〜25枚入)約250〜350円リップや目薬など持ち込む液体が3〜4個程度のミニマリストには使いやすいが収納力は低め100均フリーザーバッグ(Mサイズ相当)縦20.0cm×横18.0cm前後・厚さ0.04〜0.06mm実売価格:1箱(15〜25枚入)110円(税込)【代用可能】柄が少なく中身が透けて見えるマチなしタイプを選べば検査通過に問題なしIKEA ISTAD(イースタード 1.0L)縦18.0cm×横19.0cm・容量1.0L表記あり実売価格:25〜50枚セットで約299〜399円袋の表面に「1.0L」と印字されているモデルが多く、海外の検査官に対しても証明力が高いマチ付き透明ポーチ・スライダー袋縦18cm×横20cm×底マチ5〜10cmなどトラベル用品売場で300〜1,500円前後【原則NG】マチがあることで実質容量が1Lを超えるため、厳格な空港では不可と判定される

ここで多くの旅行者が疑問に思うのが、マチ付き袋がNGとされる真相です。市販のトラベル用クリアポーチや食品保存袋の中には、縦横が20cm以内であっても底面に5cm〜8cm程度の「マチ(折り込み)」が付いている製品が少なくありません。

なぜマチ付きが拒否されるのかというと、平面の20cm×20cmの袋にボトル類を入れた場合の最大体積が約1,000立方センチメートル(=1リットル)になるよう計算されているからです。ここに底マチが加わると、袋が立体的に膨らみ、実質的な容量が1.3〜1.8リットルへと大幅に増加してしまいます。JALおよびANAの公式サイトでも「マチ付きの袋は容量が1リットルを超えるため使用できません」と明記されており、X線検査時の視認性を確保する観点からも、平面構造の100均のフリーザーバッグ代用や純正ジップロックMサイズを選ぶことが鉄則です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。