週刊文春電子版をはじめとするウェブメディアは、彼女の獄中結婚や面会記録に関する最新情報を取り上げ続けている。なぜ世間はこれほどまでに彼女の動向に固執するのか。哲学者・エッセイストの土屋賢二氏のような知性派の論客や社会学者たちも、人間心理の深淵や「悪」の魅力を紐解く文脈で、彼女の言動を分析対象としてきた。
ジャーナリズムが迫ろうとしているのは、単なる事件のゴシップではない。容姿端麗とは言えない彼女が、なぜ富裕層の男性たちを惑わせ、拘置所に入ってからも知的な男性たちを惹きつけて結婚に至るのかという、人間の欲望と承認欲求の根本的構造である。