Q1:幼少期にまったく成長痛を経験しなかった子どもは、背が伸びにくくなりますか?
A1:まったく関係ありません。成長痛は骨の伸長によって起こる現象ではないため、成長痛を一切経験せずに180cm以上に達する人も無数に存在します。痛みの有無は身長の伸びと無関係ですのでご安心ください。
Q2:中学生の息子が「膝の皿の下がポコッと出て痛い」と言っています。これも成長痛ですか?
A2:成長痛ではなく「オスグッド・シュラッター病(骨端症)」の可能性が極めて高い状態です。太ももの筋肉が成長軟骨を強く引っ張ることで剥離や炎症を起こしています。放置して運動を続けると骨の変形が残る恐れがあるため、すぐに整形外科を受診し、適切なリハビリや運動制限の指示を受けてください。
Q3:夜間に急に激痛を訴えて泣き止まない場合、痛み止め(解熱鎮痛薬)を飲ませても良いですか?
A3:まずは患部を温めてマッサージし、スキンシップで様子を見てください。どうしても痛みが激しく眠れない夜が続く場合は、小児用のアセトアミノフェン製剤を一時的に使用することも選択肢ですが、頻繁に薬を必要とする場合は単なる成長痛ではない別の疾患が隠れている恐れがあるため、小児科または整形外科で確定診断を受けてください。
Q4:成長ホルモンの分泌を高めて身長を伸ばすには、何時までに寝るのが理想的ですか?
A4:かつて言われた「夜10時から深夜2時のゴールデンタイムにしか分泌されない」という説は否定されており、重要なのは「就寝時刻」そのものよりも「入眠直後の深い眠りの質」です。ただし、十分な睡眠時間を確保し体内時計を狂わせないためにも、幼児期は20時〜21時、小学生は21時〜22時、中学生でも23時前には就寝するリズムを整えることが望まれます。