プロフィール帳の醍醐味といえば、ページ一面に敷き詰められた独特の質問項目です。平成時代をリアルタイムで駆け抜けた世代なら、思わず顔から火が出そうになるような懐かしい設問の数々を覚えていることでしょう。
当時のシートには、以下のような定番の項目が必ずと言っていいほど並んでいました。
- 基本情報:「名前」「ニックネーム」「星座・血液型」「電話番号(家の家電とPHS/ガラケーのメルアド)」
- 人間関係の踏み込み:「ウチのことどう思ってる?」「第一印象と今の印象」「ぶっちゃけウチって何キャラ?」
- 甘酸っぱい恋愛系:「好きな人のイニシャル」「恋人はいる?いない?」「初恋はいつ?」「告白された回数」
- 平成特有のスラング:「前略・中略・後略」「マイブーム」「将来の夢」「神友(しんゆう)へひとこと」
一方、現在流通している大人向けや最新のプロフィール帳では、時代の変化を反映した劇的なアップデートが施されています。連絡先欄から「電話番号」や「自宅住所」が姿を消し、代わりに「X(旧Twitter)やInstagramのID」「Discordアカウント」が配置されるのは当然の流れと言えます。
とりわけ注目すべきは、性格診断として世界的な標準となった「MBTI(16タイプ診断)」の記入欄や、「推し遍歴」「現場参戦スタイル」といった趣味に特化した項目の新設です。さらに、大人のコミュニケーションにおいてトラブルを未然に防ぐため、「地雷・NGな話題」「連絡が取りやすい時間帯」といった、心理的安全性を確保するための実用的な設問が盛り込まれている点も現代ならではの特徴です。