スニーカー選びで最大の挫折原因となるのが「サイズ感のミスマッチ」です。特にナイキ製品はモデルごとに使用されるラスト(木型)の形状が大きく異なります。
メンズの愛用者から寄せられるリアルな声として、エアフォース1における「踵の浮き」問題があります。エアフォース1はトウボックス(つま先部分)に十分な容積があるため、普段通りのサイズを選ぶと歩行時に踵がすっぽ抜けそうになるケースが報告されています。足幅が標準から細身の男性であれば、ジャストサイズ、あるいは0.5cm下げたサイズ選定でホールド感を高める選択が推奨されます。
対照的に、エアマックス90やエアマックスエクシーを着用したユーザーの多くが直面するのが「小指の外側が当たる圧迫感」です。ランニングシューズ由来のシャープなシルエットを採用しているため、アッパーの前足部がタイトに絞り込まれています。JIS規格で「2E〜3E」とされる甲高幅広の足型を持つ日本人ランナー・タウンユース層の場合、0.5cmから1.0cmのサイズアップを行わないと、長時間の歩行で足外側に痛みを覚えるリスクが高まります。
女性層から絶大な支持を集める厚底モデルTC7900については、「足長は適正だが甲周りのホールドがタイト」というフィードバックが目立ちます。頑丈なウェビングテープと厚みのあるシュータンが甲をしっかり固定するため、甲高の自覚がある方は迷わず0.5cmアップを選択するのが賢明です。