かつての拭き取り化粧水といえば、アルコール(エタノール)が強く配合され、スーッとする使用感と引き換えに肌への刺激が強いものが主流だった。しかし、2026年現在の市場は全く異なる様相を呈している。
メーカー各社が競うのは「いかに摩擦を減らすか」という点だ。とろみのあるテクスチャーでクッション性を持たせ、コットンと肌の間の摩擦を物理的に軽減する処方や、拭き取らずに馴染ませるだけで角質を柔らかくするピーリング美容液に近いタイプなど、敏感肌でも安心して使える製品が続々と登場している。成分的にも、マイルドなPHA(ポリヒドロキシ酸)や、肌荒れを防ぐシカ(CICA)成分、セラミドなどの保湿成分を贅沢に配合したものが主流だ。