この世界的なムーブメントに対し、国内の老舗映画会社や大手芸能プロダクションも素早く反応している。数々の名作を世に送り出してきた東映は、エッジの効いたバイオレンスやサスペンスの中に大人の官能美を組み込んだ挑戦的な作品企画を相次いで立ち上げている。
一方で、数々のスター俳優を擁するホリプロなどの大手芸能事務所も、所属タレントの新しい魅力を引き出すべく海外マーケットを見据えたキャスティング戦略を加速させている。従来のイメージにとらわれず、過激な役柄や深みのあるダークヒーローに積極的に挑戦させることで、俳優としての評価を世界的レベルへと引き上げているのだ。