今大会の大きな見どころの一つが、ルールやスタイルの違いを超えた異色対決と洗練された技術戦だ。総合格闘技(MMA)の真骨頂であるテイクダウンとグラウンドでの激しいポジション争い、そしてキックボクシング出身者が見せる鋭いローキックやコンビネーションが見事に融合し、ハイレベルなタクティカルバトルが生み出された。
組み付きを回避しながら的確に距離を保つストライカーと、一瞬の隙を突いて距離を詰めタックルを奪うグラップラー。お互いの長所をぶつけ合う攻防は、単なる力の勝負ではなく高度な心理戦の様相を呈していた。