実際に現地フロアを歩くと、観光客と地元民の双方が入り乱れる独特の導線設計が見えてきます。同店は地下2階から地上4階までの多層構造となっており、目的フロアを誤ると無駄な体力と時間を消費することになります。
旅行者にとって最大の主戦場となるのは地下1階と地下2階です。地下1階には北海道限定の銘菓、ご当地ラーメン(すみれ、白樺山荘などの有名店監修パック)、夕張メロン加工品、ガラナ飲料、ご当地限定プレッツェルなどが所狭しと並びます。「白い恋人」や「じゃがポックル」といった王道銘菓はもちろんのこと、スーパーマーケット価格で買える限定インスタント麺やスープカレーの素は、新千歳空港で購入するよりもリーズナブルにまとめ買いできるため、目の肥えたリピーターの定番調達ルートとなっています。
SNSや口コミサイトにおけるリアルな声を見てみましょう。
「深夜1時にホテルへ戻る途中で立ち寄ったが、免税レジにアジア系ツアー客が50人以上並んでいて会計まで30分かかった。セルフレジを知ってからは深夜も快適」(30代男性・東京からの出張客)
「地下の食料品売り場はサッポロクラシックが冷えた状態でケース買いできる。すすきののホテル飲み用の買い出しにはここ一択」(20代女性・道内観光)
現場で浮き彫りになるのは、「お土産・食品なら地下フロア直行」「医薬品・コスメなら2階」「家電・パーティーグッズ・免税手続きなら4階」というフロアごとの役割分担を把握していないと、迷路のような店内で買い回りに苦労するという実態です。