恋愛依存の現場で起きている苦しみは、学術的な言葉だけでは推し量れません。大手掲示板や知恵袋、取材班が入手した当事者の手記には、まさに地獄絵図とも呼べる恋愛依存症に関するネットの反応と体験談が刻まれています。
「相手の浮気が発覚し、暴力まで振るわれたのに、翌朝『ごめんね、お前がいないとダメなんだ』と泣きつかれた瞬間に脳内で快楽物質が溢れ出し、許してしまった。友人は全員呆れて去っていき、貯金も底をついた」(20代後半・女性の手記より)
「GPSアプリでお互いの位置を常に監視し合い、会社での飲み会も途中退席を強要された。別れを切り出すと『死んでやる』と手首の写真を送られ、恐怖と罪悪感で身動きが取れなくなった」(30代前半・男性のSNS告白より)
ネット上のコミュニティでは、「そんな奴とは今すぐ別れろ」という正論が飛び交います。しかし、当事者にとって依存対象は「覚醒剤やギャンブルと同じ作用を持つ刺激」へと変貌しています。関係が修復した瞬間に放出される脳内ホルモン(ドーパミンやオキシトシン)の強烈な快感が、絶望的な苦痛と交互に訪れることで、強固な「間欠強化(ギャンブルと同じ依存メカニズム)」が完成してしまう点に、生々しいリアルの深刻さがあります。