ヒカキンのバースデーを語る上で欠かせないのが、実兄であり同じくトップクリエイターであるSEIKIN(セイキン)の存在です。兄弟間で交わされるプレゼント動画は、毎年のバースデーシーズンにおける名物コンテンツとして定着しています。
セイキンが選ぶプレゼントの特徴は、「弟が自分では買わないが、実生活を劇的に豊かにするもの」という徹底した弟視点にあります。過去には、多忙を極めるヒカキンの身体を気遣った最高級マッサージチェア、睡眠環境を劇的に改善する特注寝具、さらには兄弟の思い出が詰まったノスタルジックな逸品など、金額の多寡だけでは測れない心配りが随所に散りばめられていました。
動画内でプレゼントを開封する際、普段は百戦錬磨のプロデューサーであるヒカキンが、ふと「弟の顔」に戻り、目頭を熱くさせるシーンは視聴者の心を掴んで離しません。芸能界やネット界隈で散見される「兄弟間の嫉妬」や「ビジネス上の利害対立」とは無縁であり、互いの才能を認め合いながら一定の私生活上の距離(心理的バウンダリー)を保ち続ける関係性は、心理学的に見てもきわめて成熟した兄弟関係のお手本と言えます。