城咲仁のルーツを語る上で欠かせないのが、東京都板橋区大山で約半世紀にわたり地元住民や全国のファンに愛されてきた町中華の名店「丸鶴(まるつる)」です。名物のしっとり濃厚なチャーハンは、テレビや雑誌でも度々取り上げられる伝説の逸品でした。
しかし、長年厨房を守り続けてきた実父の高齢化や健康面の問題を受け、店舗の存続が危ぶまれる事態に直面します。そこで立ち上がったのが城咲仁でした。父が築き上げた伝統の味を絶やさないため、厨房に入って調理技術を直伝で叩き込まれ、継承プロジェクトを本格始動させました。
さらに、店舗に足を運べない全国のファンの声に応えるべく、「丸鶴魂」という公式ブランドを立ち上げ、冷凍チャーハンやレトルト商品の開発を主導。名店の味を忠実に再現した商品は通販サイトで即完売を繰り返すなど、父への深い敬意と親子の絆が詰まった新たな名物として大きな反響を呼んでいます。