編集部が週末のみなとみらい臨海部で実施した現地観察およびSNS上の一次データを検証すると、一般的な大規模花火大会とは大きく異なる来場者行動が浮き彫りになります。
X(旧Twitter)や各種コミュニティでは、「ディナーを食べていたら突然目の前で花火が上がって感動した」「5分間だけだから場所取りのストレスが一切ない」といったサプライズ演出を好意的に捉える投稿が約8割を占めます。その反面、「音が聞こえて外に出た頃には煙だけになっていた」「どの埠頭から上がるのか分からずビル影で見失った」という悔恨の声も散見されます。
現地での観察取材によると、打ち上げ10分前になると赤レンガパークや象の鼻パークの水辺沿いに自然と人垣ができ始めますが、長時間のレジャーシート設置や殺伐としたポジション争いは見られません。短時間だからこそ観客の滞留時間が極めて短く、終了後は速やかに周囲の商業施設や飲食店へと人流が分散していく点が、現代の横浜花火における最大の特徴です。