長野県警の物語を語る上で欠かせないのが、大和敢助のライバルであり幼馴染でもある諸伏高明の存在です。上原由衣を含めた3人は、ファンの間で「長野県警トリオ」と呼ばれ、屈指の人気を誇ります。
諸伏高明が初登場を果たした「死亡の館、赤い壁(赤壁の事件)」では、敢助と高明の激しい舌戦を宥めつつ、冷静に捜査の橋渡し役を務める由衣の姿が印象的でした。中国の歴史や古典に精通し、飄々としながらも天才的な推理力を発揮する高明に対し、由衣は深い敬意を払っており、3人の絶妙な掛け合いは重厚なミステリーに心地よいリズムをもたらしています。
諸伏高明の実弟である諸伏景光(元警視庁公安部・スコッチ)の存在が明らかになって以降、長野県警は本筋である「黒の組織」や公安警察の動向とも深く交錯するようになりました。上原由衣もまた、激動する物語の中で重要なピースとして存在感を増しています。