自分にとって本当にプラスとなる方角を知るには、自身の生まれた年から導く「本命星(ほんめいせい)」と、生まれた月から導く「月命星(げつめいせい)」の2つを正しく割り出す必要があります。九星気学において、大人の引っ越しや長期的な運気の土台は本命星が主導し、日々の移動や精神面への影響には月命星が関わってきます。
九星の算出で最も気をつけなければならないのが、「立春(毎年2月4日頃)」を年の境界線とするルールです。例えば、1月1日から2月3日頃までに生まれた人は、前年の九星が本命星になります。暦の切り替わりを見落とすと、全く真逆の方位を吉方位と誤認してしまうリスクがあるため、正確な生年月日チェックが欠かせません。
さらに気学風水における「方位盤の見方」にも注意が必要です。一般的な地図は上が北ですが、気学の方位盤は「上が南、下が北」で描かれるのが伝統的な慣例です。また、現代の地図上で方位を測る際は、北極点を基準とする真北(しんぽく)ではなく、方位磁石が指し示す「磁北(じほく)」を基準に偏角(約7〜9度西へ傾く)を考慮して八方位の扇形(東・西・南・北は各30度、北東・南東・南西・北西は各60度)を引くのが最も実効性の高いアプローチです。
本命星と月命星の両方にとって相生(そうじょう:相性が良い関係)となる方角を「最大吉方位(さいだいきちほうい)」と呼び、ここへ動くことこそが最も強力な開運の起爆剤となります。