大学の教育価値を測定する上で最も注目すべきは、入口の偏差値ではなく「出口の進路実績」です。白百合女子大学の就職実績や就職先を追跡すると、多くの受験関係者が驚きを隠せない堅固な実績が確認できます。
就職希望者に対する就職決定率は毎年97%〜99%の極めて高い水準を記録し続けています。主な内定先リストには、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)をはじめとする航空業界大手、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほフィナンシャルグループなどのメガバンク、東京海上日動火災保険や三井住友海上火災保険といった大手金融機関、帝国ホテルや星野リゾートなどの一流ホスピタリティ産業が名を連ねています。
また、人間総合学部の初等教育学科・発達心理学科からは、公立学校教員はもちろんのこと、系列の白百合学園をはじめとする名門私立小学校・名門幼稚園への教諭・保育士採用が多数実現しています。この堅固な就職力には、以下の決定的な背景が存在します。
まず、大学全体が1学年数百名規模の「少人数制」を貫いており、1年次から担任制によるメンター制度が機能しています。学生一人ひとりの個性や希望をキャリアカウンセラーが完全に把握し、ES添削から面接対策、マナー指導に至るまでオーダーメイドの寄り添いを実施しています。
さらに、人事採用担当者が口を揃えるのが「白百合出身者は安心感がある」という定評です。自立した佇まい、礼儀正しさ、誠実な受答え、他者への協調性といった、ペーパー入試の偏差値には決して表れない「人間関係能力(ノンテクニカルスキル)」の高さが、メガバンクや大手インフラ企業のリクルーターを幾重にも惹きつけています。