小学校のカリキュラムにおいて、彫刻刀を使った木版画の授業は小学校4年生の2学期から3学期頃にスタートするのが一般的です。初めて刃物を扱う子どもたちの安全を確保するため、文部科学省の指導要領に沿って扱い方のルールが徹底指導されます。
小学生向けとして販売されている標準的なセットは4本組または5本組で構成されており、用途に応じて刃の形状が異なります。
主な刃の種類と特徴は以下の通りです。
・平刀(ひらとう):刃先が平らで、広い面を浅く削ったり、彫り跡を平らに整えたりする際に使います。
・丸刀(まるとう / 大・小):断面がU字型になっており、太い線や柔らかな溝を彫る基本の刃です。太さ違いで2本入っているセットが多く見られます。
・三角刀(さんかくとう):断面がV字型で、輪郭線や細くシャープな線を彫るのに適しています。
・切出刀(きりだしとう / 印刀):刃先が斜めになっており、切り込みを入れたり細部を削り落としたりする際に活用します。