手持ちのノースリーブドレスを活用したい場合や、挙式会場の冷え込みに備えたいときに頼りになるのが、ボレロやショールといった羽織ものです。しかし、春夏の薄手シフォンストールをそのまま使い回すと、見た目にも寒々しい印象を与えてしまいます。
冬の結婚式における羽織ものは、素材の質感と丈感のバランスが成功を左右します。おすすめは、光沢感が美しいベルベット素材のショート丈ボレロや、カシミヤ混シルクの贅沢な大判ショールです。肩からデコルテを上品に覆うことで体感温度が格段に上がるだけでなく、顔まわりをパッと明るく見せるレフ板効果も期待できます。
着こなしの注意点として、ショールは動くたびに滑り落ちやすいため、目立たないパール留めのピンやドレスクリップで固定しておくと、披露宴での乾杯や食事の所作がもたつきません。ジャケットタイプの羽織ものをセレクトする場合は、かっちりしすぎたビジネススーツ見えを避けるため、ノーカラーやペプラム切り替えなどフェミニンなディテールが施されたデザインを選びましょう。