呉の至宝「入船山記念館」の全貌!金唐革紙と豪壮建築の真価に迫る

呉の至宝「入船山記念館」の全貌!金唐革紙と豪壮建築の真価に迫る

呉の至宝「入船山記念館」の全貌!金唐革紙と豪壮建築の真価に迫るにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

呉市入船山の一帯は、古くは江戸時代初頭に築かれた亀山神社の旧鎮座地でした。明治19年(1886年)に海軍の呉鎮守府が設置されることが決定した際、神社が現在の清水へと移転され、この地が海軍用地として整備されたという歴史的な由来を持ちます。

明治22年(1889年)に呉鎮守府が開庁すると、初代長官となった中牟田倉之助中将をはじめ、歴代長官がこの丘に居を構えました。のちに日露戦争で連合艦隊司令長官を務めることになる東郷平八郎も、呉鎮守府参謀長としてこの地で過ごしており、敷地内には東郷がかつて暮らした旧東郷家住宅離れが移築・保存されています。まさに近代日本海軍の舵取りを担った中枢人物たちの息遣いが、今も生々しく残る聖地です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。