小倉ダート(1000m・1700m)における雨の影響は、芝以上に極端な傾向を生み出します。雨で砂が湿って脚抜きが良くなると、前に行く馬のスピードが落ちにくくなり、逃げ・先行馬の勝率が跳ね上がる「前残りバイアス」が完成します。1700m戦であっても、後方からの追い込みは物理的に届かなくなるシーンが多発するため、湿ったダートでは徹底して前に行ける馬を狙うのが鉄則です。
さらに見落とせないのが風向きと風速の影響です。小倉競馬場はスタンドとコースの配置上、直線で強い「向かい風」が吹く日があります。直線で強い向かい風を受けると、ただでさえスタミナを要する展開で先行馬の脚が止まりやすくなり、逆に「追い風」であれば逃げ馬がそのままセーフティリードを保って逃げ切る確率が高まります。風速3m/s以上の風が吹いている場合は、直線の風向きを必ず確認してください。